2016年6月30日木曜日

デザインに触れつつ思うこと。

デザインに含まれる(いわゆる資本主義社会における)制度的な枠組みの範囲ないという拘束、軽薄さと表裏のポジティブであるということの条件は、思考的な枠組みの限界を示しているだろう。(実はデザインというものがそういうものにはめ込まれたのは、ここ50年から40年くらいのことである。)

しかし、デザインは有用性や機能性を持って、社会の中で(小さいものであるとしても)認識や行動や生活に対しの直接的な変革を作り出す。

そこをどう評価するのか、あるいは限界をどう乗り越えるのかというのが、デザインにはもう一度求められているのだし、さらにいえば消費という行為においても、いまは批評性が求められている。
これはデザイン=デザイナーだけの問題ではなく、企業自体のあり方にも含まれる。

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