2016年6月27日月曜日

エクアドルの新憲法

エクアドルの憲法について知らなかった。
ある意味で強いナショナリズムを作るとも言えるかもしれないが、
人間の権利を越えてさらなる権利を獲得することと。
なるほど。
「エクアドル新憲法について」
「自然の権利」 
 第71条~第74条では「自然の権利」が規定されています。
 第71条では「生命が再生産され、実現される自然、パチャママは、総体としてその存在と維持そして再生を尊重される権利を有する」と定めています。自然自体の権利を認めるという憲法は画期的なものであり、BBCは世界で最初の憲法であると報道しています。また第15条に加え、第73条でも遺伝子資産を決定的に改変しうる生物、有機・非有機資材の導入を禁止しています。
 第395条から第415条にかけても「自然と環境」についての章がおかれ、ここでは環境に影響のある国家の決定に先立つ協議、環境への損害への対応などが定められています。生物多様性について、例外規定を設けつつも、「遺伝子組み換え作物のないエクアドル」を宣言するとともに、生物多様性に関連する集団的な知識に基づく生産物に対して、知的所有権他の権利の承認を禁止しています。また「土壌」に関しても、公益であり、国家の優先課題であると定めています。しかし環境の重視の一方で、第407条においては自然保護区であっても、非再生資源の開発に一定の可能性を残しています。

記事:http://cade.cocolog-nifty.com/ao/2008/10/081012-6642.html 

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