2016年6月5日日曜日

一歩先行くビジネスパーソンの「書く」仕事術

一歩先行くビジネスパーソンの「書く」仕事術
http://www.lifehacker.jp/2016/06/160603parker_toshiyukikonishi.html
小西:最終的には書く作業は、作るためのプロセスだと思っています。また、「ライティング」と「クリエイティブ」とはかなり近い行為だと思うんです。ところで「タイピング」と「ライティング」はかなり違う。「タイピング」は情報の羅列。でも「ライティング」は書きながら試行錯誤して正解やゴールを探し、制作物を作っていくことだと思います。 
たとえば、「A+B」というアイデアをまとめたときに、そのひとつ前に考えていたことに戻ったとします。「タイピング」だとデリートキーを押したりコピペしたりしてしまえば、言葉が機械的に塗り変えられるだけで、思考の履歴は残りません。でも「ライティング」の場合、ひとつ前の考えに戻る前に、今書いている考えが定着しますよね。それが大きな違いだと思います。それこそが作っている作業であり、重要だと僕は考えています。 
なにかを書き起こすほんの何秒かの間に、逡巡が起きることにたぶんクリエイティブの要素が詰まっていると思うんです。 「タイピング」はあくまで資料の「メイキング」、「ライティング」は「クリエイティブ」だという気がします。「タイピング」中ももちろん作ってはいるけど、深く考えてはいない。その違いも書くことと大きく違う部分だと思います。

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